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研修プログラム紹介

昭和大学小児科後期研修プログラム

 初期臨床研修を終わった方や、他科からの転科をされた方を対象としたプログラムです。3年間で、小児科診療全般ができる小児科専門医の育成を行います。

 当教室における小児科専門医研修の特徴は、昭和大学病院小児医療センター・総合周産期母子医療センター、昭和大学藤が丘病院小児科、昭和大学横浜市北部病院こどもセンター、昭和大学江東豊洲病院こどもセンターの4病院の特徴を生かして行われる研修です。さらに幾つかの関連病院を研修施設として加え、より充実したものになるように努めています。平成31年度後期研修プログラムの詳細は以下のリンクよりご覧いただけます。

平成31年度 後期臨床研修医 専修医 採用情報

大学院について

  昭和大学は医学部、薬学部、歯学部、保健医療学部からなる医系総合大学ですので、学部の壁をこえて様々な研究が可能です。昭和大学では医学部卒業後、初期臨床研修中でも社会人特別選抜枠で大学院に入学することが可能です(生理系、病理系、社会医学系のみ)。臨床系(小児科学を含む)の大学院には初期研修後より入学が可能です。詳しくは大学の大学院案内をご覧下さい。

  大学院に進学した場合は、まず講義や実習に出席し、共通科目の単位を取得します。入学から半年以内に、小児科の各専門グループの研究内容をプレゼンテーションする機会をもうけ、興味のあるテーマを選択していただきます。特に希望がない場合は、主任教授が研究テーマを与えます。テーマ決定後研究を開始します。入学後2年間でメインの研究を行い、3年目は他の附属病院をローテートしながら、研究の残りを行い、4年目に医学雑誌に投稿して4年間での学位取得を目指します。

小児科専門医研修終了後の進路

  3年間の小児科専門医研修を修了したのち、小児科専門医試験を受験します。小児科専門医研修終了後は本人の希望があればさらに小児科学教室の一員として、サブ・スペシャリティの専門医の取得を目指したり、大学病院や関連病院において活動していただきます。また、大学院生は学位の取得を最優先に頑張っていただきます。専門グループは各自の希望するグループに所属することができます。当講座で取得可能な資格や専門医についてはこちらをご参照ください。
  本人の希望や専門グループの必要性に応じて、国内外の留学が可能です。留学場所や時期については、本人の希望を考慮しながら4附属病院の小児科責任者の協議の上決定されますが、概ね卒後6~10年あたりとなります。

FAQ(よくある質問)

昭和大学の場合、小児科学教室と小児科学講座はどのような関係なのですか?
  小児科学講座とは昭和大学医学部(旗の台)に属し、教育や研究に従事する職員や大学院生によって構成されています。小児科学教室は、講座に加えて他の附属病院や関連病院で診療するおもに小児科医師によって構成されています。旗の台の小児科の医師のみでは教育・研究が十分ではありませんので、他の附属病院や関連病院の先生方にも協力をいただいております。
医局とはなんですか?
  昭和大学小児科学教室は4つの附属病院に医師を派遣しており、各附属病院にはそれぞれ小児科医の組織として医局があります。各附属病院をローテーションしているときにはその病院小児科の医局員となります。
4つの附属病院の特徴はどのようなものでしょうか?
  昭和大学病院:新生児疾患、アレルギー疾患などの高度先進医療を行うとともに、小児神経・精神、療育、小児内分泌・代謝疾患にも力を入れています。
  昭和大学横浜市北部病院:小児救急疾患、新生児疾患、小児循環器疾患の対応を得意としています。
  昭和大学藤が丘病院:造血細胞移植を利用した血液・悪性腫瘍疾患の治療や、膠原病・腎・泌尿器疾患などを得意としています。
  昭和大学江東豊洲病院:平成26年3月にリニューアルオープンした新しい病院です。新生児医療や育児支援、母乳育児の相談を得意としています。
小児科専門医研修期間の給与で生活が可能ですか?
  後期研修医として入局されますと、立場は助教(員外)となります。基本給だけで安定した生活をすることは困難ですが、1時間につき1500円の時間外手当が支給されるとともに、当直料もつきます。さらに週2単位(半日×2回)他病院での診療をおこなっていただき、副収入があります。(ただし、初期臨床研修を終えたばかりの医師は、小児科の診療技術が身に付くまで、リスクの少ない勤務先を選ぶ関係で1単位になる可能性があります)その他、品川区こども夜間救急室や休日の医師会診療、保健所の検診、学校検診等で副収入があるため十分に安定した生活が得られると思います。
子育て中の女性医師が病棟で診療することは可能でしょうか?
  昭和大学では小児科、産婦人科、麻酔科に限り、正規職員として時短勤務での診療が可能な体制を整備しています。小児科専門医を目指すために必要な事項を修得するためには多少時間を要するかもしれませんが、問題はありません。

附属病院・関連病院

現在当教室の医局員が責任者となっている病院を関連施設紹介に載せています。このうちのいくつかの施設は、日本小児科学会研修認定施設、日本周産期・新生児医学会基幹あるいは指定研修施設となっております。その他複数のサブ・スペシャリティの研修施設に認定されています。

関連施設紹介

連絡先

昭和大学小児科にて小児科専門医研修をご希望の方、あるいは説明、施設見学をご希望の方は、お問い合わせフォーム、またはお電話にてご連絡ください。

【連絡先】
昭和大学小児科学教室 担当:神谷太郎(医局長)
TEL:03-3784-8565

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